1000万円を貯める方法を紹介しますが、
なにも特別な方法ではありません。
それでもなかなか貯められないのは時間がかかるからです。
コツコツ貯蓄をすることはストレスになりますから、
多くの方が挫折し、貯まる前に使ってしまうのです。
1000万円の資産を築きたいのであれば、
何が何でも貯めてやるという覚悟を持ちましょう。
1000万円を貯める方法
1000万円を貯める方法は大きく3つ挙げられますが、
実現性を考えると、
1, 貯金で貯める
2, 運用して貯める
の2択でしょう。
方法1:貯金で貯める
1つ目は誰もが思いつく最もシンプルな方法で「貯金で貯める」です。
あなたは毎月どのくらい貯金していますか?
目標金額を毎月の貯金額で割れば、
目標金額に達するまでにかかる期間がわかりますね。
例えば、毎月5万円の貯金している人が1000万円を貯めようとすると
1000万円÷5万円/1カ月=200カ月
つまり、約17年(200カ月)かかることがわかります。
このように貯金のメリットはいつどのくらいお金が貯まるか
具体的にわかることにあります。
もしあなたが近い将来、いつまでにいくら必要と分かっているならば
リスクを取らず貯金をする方がいいと思います。
方法2:運用して貯める
そして2つ目の方法は日本人が苦手な「運用して貯める」です。
運用することのメリットは貯金だけで貯める場合に比べ、
運用益が乗るので期間が短縮できる可能性があるということです。
可能性という表現を使ったのは、運用のデメリットでもある
不確実性があるからです。
期待リターンから目標金額に達する期間は
計算することができますが、
あくまで目安です。
米国株式の年間の平均リターンは
インフレ調整後で約7%と言われています。
そこで毎月5万円分の米国株式の
インデックス投資を積み立てて複利運用した場合を
シミュレーションしてみると約11年で1000万円に達します。
計算上は貯金だけで貯めるよりも期間が短縮できていますね。
毎月5万円を年率7%で運用した場合のシミュレーション
このときの元本は660万円です。
運用すると660万円→1000万円となるわけですから
効率が良いことは明白ですね。
あくまで期待リターンはある期間の平均リターンなので、
毎年それだけのリターンがあることを保証するものではありません。
今年は+20%でも翌年はー15%なんて大きく動くこともあります。
このように運用する以上値下がりするリスクもあるわけで、
経済状況によっては目標金額に達する期間が
延びることもあるかもしれません。
このように不確実性があるので、
いつまでにいくら貯めないといけないと
金額や使い道が決まっている場合は
運用は向かないでしょう。
番外編:宝くじで当てる
一発大逆転の方法は宝くじです!
当たればもう働かなくて大丈夫!
ウソです。絶対にやらないでください。
正直1等7億円なんて聞いてしまうと
期待に胸が躍りますが、
まず当たることはありません。
宝くじの当選確率を計算してくれた方がいますが
この方の記事によると
当選金額1000万円の当選確率は10万分の1だそうです。
宝くじを買えば誰かが当選するわけですが、
それはあなたではないです。
宝くじを買うくらいなら運用しましょう。
おすすめは運用して貯める
運用で貯める不確実性については先に述べましたが、
私は運用で貯めることをおすすめします。
もちろん、お金が必要になる時期や金額が
具体的に決まっているなら無理して運用する必要はありません。
しかし、効率的に資産を築くには運用は必須です。
月に5万円を貯蓄した場合と
月に5万円を年率7%で運用した場合を比較すると
1000万円貯まるのに要する期間は6年も違います。
もし、明確な使い道が決まっていなかったり、
当分必要にならないお金(老後資金など)であれば
運用して効率的に貯めましょう。
かくいう私も積極的に運用しています。
コロナショックで大きく株価が値下がりしましたが、
それでもコツコツ積み立て続けたことで
2021年2月には1000万円、
2021年9月には1280万円の資産を築くことができました。
社会人4年目にしてこれだけの資産を築くことができたのは
運用していたおかげです。
(もちろん、資金の捻出のため倹約励んでます)
支出の管理は必須
貯金をするにしろ、運用するにしろ
支出の管理をしなければなりません。
毎月一定額貯金できていますか?
できていないのであれば、
貯金で貯めようにもいつ貯めるかなんてわかりません。
1000万円を目標とするなら
なおのこと支出を管理し、浪費を減らさなければなりません。
自分が何にどのくらいお金を使っていて
いくら貯金できているのか把握していな人は
まずは家計簿を付けてください。
→節約の最強ツール家計簿!家計を改善したかったら家計簿をつけろ!
最後に
1000万円は時間をかければ誰でも貯めることができます。
それでもなかなか貯めることができないのは
貯まる前に使ってしまったりと管理が甘いせいです。
資産を作りたいのであれば支出の管理は必須です。
そのうえで、用途に合わせて貯金や運用を
使い分けることができるようになると
マネーリテラシーも高まります。
一緒に頑張りましょう!
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