月に一度の楽しみ、資産集計を実施しました。
早いものでもう4月。このひと月で資産はどのくらい増えたかというと
2月末から約71万円増加し、1085万円となりました。(4/3時点)
3月は長期金利の上昇によって、一時株価が調整する場面がありましたが
結局、SP500は最高値を更新し4000ドルを突破しました。
資産の推移
現在の資産の内訳は下記になります。
金融商品(株、投信、ETF、仮想通貨):約630万円(58.0%)
現金:約455万円(42.0%)
前回の集計から約71万円資産が増加しました。
3月は給料から貯蓄が約13.1万円だったので
約58万円は金融商品の評価額が伸びたことによります。
3月は結局株高だったわけですが、
それ以上に円安が進んだことによる恩恵が大きいです。
3月初めは1ドル106円台でしたが、
現在は1ドル110円まで円安ドル高となってます。
わずか一か月で4円も動いていてかなりボラティリティが上がってますね。
ポートフォリオの7割くらいがドル建て資産なので、
円換算すると大きく資産が伸びたように見えるわけです。
外貨建て資産を持つわけ
投資の基本は分散です。
分散することでリスクを減らしていくわけですが、
それはアセットアロケーションだけでなく、
投資する通貨も分散しようというわけです。
外貨建ての投資を進めると、「円高が進んだらどうするんだ」
なんてことを言う人がいますが、これはナンセンスです。
余剰資金で投資していれば円安になるまで利確しなければいいだけですし、
逆に急激に円安が進んだらどうするのでしょうか?
日本に住んでいれば外貨を使いう機会なんてないので、
円安の何が悪いのかということになりますが、
輸入製品の価格が上がるんですよ。
原材料を海外から輸入しているメーカーも価格高騰を受けて
値上げを実施するかもしれません。
なので日本から出ないから外貨は必要ないのではなく、
資産を外貨でも持つことでリスクを分散しようということです。
私の場合は7割くらいがドル建てになってしまっているので
少し過剰気味なので調整が必要かもですが。
ついにr>gを実感
r>gは何かというとrは「資本収益率」、gは「経済成長率」を表しており
要するに賃金上昇よりも投資益の方が大きくなるというものです。
このひと月で株高、円安が同時進行し、
投資には強い追い風だったというのもありますが
貯蓄13万円に対して、金融商品の評価額は58万円増加しています。
貯蓄額の4倍以上評価額が増えているんですよ。
倹約を頑張って貯蓄するのがバカらしくなってしまいますね。
そうはいっても投資をしなければこの恩恵には与れないので
これからもコツコツ投資をしていきます。
資産形成には投資は必須
先に述べたようにこのひと月は運がよかったというのもありますが、
やはり賃金の上昇より、投資益の方がはるかに上昇が大きいです。
裏を返せば同じだけ損失を被るリスクもはらんでいます。
しかし、ポートフォリオの組み方次第でリスクは抑えることができますし、
何なら日本の賃金は全く伸びていないので、
少しでも投資益が得られればもうr>gなわけです。
コツコツ倹約しながら貯蓄するのも悪くないですが
銀行に預けっぱなしにせず、お金にも働いてもらいましょう。
おススメはインデックス投資
投資初心者にはインデックス投資をお勧めします。
具体的にはインデックス(日経平均、ダウ平均など)に連動する
投信、ETFに投資する投資法です。
ここでは詳しく解説しませんが、
インデックスに連動する投信、ETFには多くの銘柄が組み込まれているため、
リスク分散ができます。
個別株を買っているとその企業が倒産してしまうと、
下部は紙切れになってしまいますが、
インデックス投資であれば、多くの企業に同時に投資できるので
リスクを下げられます。
インデックス投資は短期的に資産が倍になるとか
そんな夢のある投資方法ではありませんが、
長期的には経済は緩やかに成長することに賭け、
その恩恵を享受しようというものです。
投信であれば付き100円から投資できるので
初心者にとってもハードルが低いと思います。
まずは楽天証券で証券口座を開設しましょう。
最後に
毎月今度こそ調整がきそうなんてビクビクしていますが、
終わってみると少しずつ株価も上がって資産は増えています。
4月はどうなるかわかりませんが、米国の金利上昇が一服して
ドル安に振れるのであれば資産は目減りしそうです。
また、相場のアノマリーとしてセルインメイなんてものもあり
4、5月は要注意かもしれませんね。
長期目線では下がったら買うだけです。
まだまだ、現金の余力を残しているので、コツコツ投資していきましょう。
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