10/1時点の総資産は1283万円です。
9月は中国の恒大集団の債務不履行問題、
FOMCのテーパリング議論、
自民党総裁選など相場を動かすイベントが目白押しでした。
おかげで株価は反落してしまい、思ったほど資産は増えていません。
資産の推移
現在の資産の内訳は下記になります。
金融商品(株、投信、ETF、仮想通貨):約813万円(63.4%)
現金:約470万円(36.6%)
前回の集計から約3万円資産が増加しました。
9月は貯蓄がうまくいったことで20万円貯蓄することができましたが
資産の増加分は3万円に留まりました。
というのも、9月は恒大集団の債務不履行問題、
FOMC、自民党総裁選とイベントが目白押しであり、
相場が不安定だったためです。
奇しくも、9月はボラティリティが高まるという
アノマリーに沿った展開となりました。
9月の投資トピック
11月にもテーパリング開始
9月に開催されたFOMCでは11月にもテーパリングを開始することが伺えました。
そして、来年の中頃にもテーパリングを終了することになりそうで、
かなり速いペースで資産購入額を減らすことになりそうです。
パウエル議長はテーパリングが
利上げの開始時期を決定づけるものではないと強調していますが、
22年末まで利上げを見込む参加者が9人と過半数を超えてきています。
今の相場は過剰な資金供給によってあふれたキャッシュが
株に流れて生じた金融バブルですから
株価にとって影響は少なくないです。
8月の米PCE物価指数が30年ぶりの伸び率
アメリカの個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比で4.3%上昇しました。
これは1991年以来の30年ぶりの高い伸び率で
コロナによって打撃を受けた経済が急回復する一方で
半導体などの供給不足が物価を押し上げているためです。
FRBはインフレは一時的と繰り返してきましたが、
PCE物価指数はすでに4か月連続で4%以上となり、
インフレ基調が伺えます。
もし、このまま早期利上げにつながってしまえば
株価急落につながりかねません。
仮想通貨に回復の兆し
中国が仮想通貨取引の全面禁止を発表し、
市場に不安が広がったことで急落する場面がありました。
しかし、FRBのパウエル議長が
仮想通貨の取引を禁止するつもりはないと発言したことを好感して
仮想通貨は反発しました。
この急騰により、主要な仮想通貨は
日足のMACDがゴールデンクロスし、
RSIも50を超えてきましたので、
調整局面を打破し、上昇に転じようとしています。
ただし、仮想通貨はボラティリティが非常に高いので
くれぐれのリスクを取り過ぎないように注意してください。
岸田総裁誕生
9月上旬に日本株は大きく値を上げました。
自民党総裁選があり、日本が変わることへの期待感で
買われていたものと思われます。
ところが、いざ総裁選が終わってみると
日本株は反落しています。
新総裁が岸田氏になってしまったことで、
旧態依然とした日本の政治から脱却できていないと思われたようです。
また、岸田氏は金融所得への課税強化も匂わせていることから
失望売りへとつながったのでしょう。
ネット上では「失われた40年へ」なんて書き込みもありました。
みなさんも国に期待せず自分でやるしかないことを再認識すべきです。
私のポートフォリオ
現在のポートフォリオは図のようになっています。
(現金は含んでいません)
相変わらず米国株が大半を占めています。
市場規模を考えれば妥当と思っていますが。
私の投資スタイルはインデックス投資をコアとし、
サテライト投資として高配当株をトッピングしています。
なので、基本はVOOなどのETF、投資信託がメインです。
高配当株は米国株はバフェット太郎さんのポートフォリオを、
日本株はリベ大の両学長のおすすめ株を参考にしています。
インデックス投資だけだとキャッシュフローがないので
お金が必要になると売却するしかありませんが、
配当もらえるなら株は売る必要がありません。
やはりインカムゲインがあると嬉しいです。
今はスズメの涙程度ですが、少しずつ増やしていきます。
資産形成に投資は必須
資産形成には投資は必須です。
定年を迎えても、働き続けなくてはならないのはしんどくないですか?
最近は70歳まで雇用延長、定年撤廃などが
さもいいことのように記事にされていますが、
要するにみんな働かないと老後生活を満足に送れない
経済状況になりつつあるとも受け取れます。
ちゃんと引退できるように資産を準備するためにも
早いうちから投資を始めましょう。
時間を味方につけることで、リスクをあまりとらなくても
着実に資産を築いていけます。
→老後に2000万円問題に正しく備える
投資初心者はインデックス投資をおすすめ
具体的にはインデックス(日経平均、ダウ平均など)に連動する
投信、ETFに投資する投資法です。
ここでは詳しく解説しませんが、
インデックスに連動する投信、ETFには多くの銘柄が組み込まれているため、
リスク分散ができます。
個別株を買っているとその企業が倒産してしまうと、
株は紙切れになってしまいますが、
インデックス投資であれば、多くの企業に同時に投資できるので
リスクを下げられます。
インデックス投資は短期的に資産が倍になるとか
そんな夢のある投資方法ではありませんが、
長期的には経済は緩やかに成長することに賭け、
その恩恵を享受しようというものです。
投信であれば付き100円から投資できるので
初心者にとってもハードルが低いと思います。
まずは楽天証券かSBI証券で証券口座を開設しましょう。
→初心者には使いやすい楽天証券がおすすめ
まずは家計の管理から
投資しろと言っても先立つものがなければ始められません。
貯蓄ができていない人はまずは自分の支出を把握することから始めましょう。
浪費家には自分が何にいくら使っているかわかっていない人も少なくないです。
そこで家計簿をつけることで支出を見える化しましょう。
意外とお金を払っているものとか、こんなものにまでお金払っていたなんていう気づきが得られます。
後は自分の収入や価値観と照らしてみ、何を削れるのか判断しましょう。
→家計簿をつけて貯蓄体質になる
最後に
結果的には9月の相場はきっかけはどうあれ、
歴史通りに動くことになりました。
せっかく貯蓄を頑張ったのに、
思ったほど資産が増えなかったのは
残念でなりません。
しかし、貯蓄できていなければ逆に資産が減ってしまっていたと
ポジティブに考えたいと思います。
9月に大きく下げたことで10月は押し目買いが入り
反発上昇してくれることを願って
またこの1カ月倹約に励みたいと思います。