2020年分の確定申告が始まっています。
私は昨年初めてふるさと納税をしたので、
今回確定申告で寄付金控除を利用しました。
ふるさと納税の確定申告はとても簡単です。
申告方法について悩んでいる方はこの記事をぜひ参考にしてください。
ふるさと納税の確定申告が必要な人
ふるさと納税の確定申告が必要な人は下記に該当する方です。
・所得税の確定申告をする人
・ふるさと納税先の自治体数が6団体以上の人
ふるさと納税には確定申告が不要になるワンストップ特例制度というものがありますが
納税先自治体数が5団体以下でも、医療費控除のためなどで確定申告をする場合は
ふるさと納税の申告も必要になるので注意しましょう。
ふるさと納税の確定申告に必要な書類
ふるさと納税の確定申告には寄附金受領証明書が必要になります。
この書類に記載された内容を転記していくことになります。
万が一、寄附金受領証明書を紛失してしまった場合は
再発行可能な場合もあるようですが、自治体により対応が異なるようです。
また、再発効までに最大2か月程度かかる可能性もあるので、
早めに手元にあるか確認をしてください。
(言わずもがな確定申告に必要な書類は多々あります。
ご自身の申告内容に応じた書類を別途準備ください。)
ふるさと納税の申告方法
ここからは具体的な申告方法を画像を用いて解説していきます。
1.確定申告の書類作成を進める
まずは普段通り確定申告の作成を進めましょう。
ふるさと納税の申告は所得控除入力のステップで行います。
確定申告書作成については長くなってしまいますので割愛させていただきます。
2.寄付金控除を入力する
所得控除のステップになったら寄付金控除の「入力する」をクリックします。
(画像は入力済みのため、「訂正・内容確認」となっています)
すると画面が証明書等の入力に切り替わります。
3.証明書等の入力をする
画面が切り替わったら再び「入力する」をクリックします。
すると入力用のポップアップが表示されます。
4.寄付金受領証明書の記載内容を転記する
入力用のポップアップが表示されたら、
寄附金受領証明書の記載内容を転記しましょう。
寄付先の所在地・名称はリストボックスから選択すると自動で入力されます。
5.内容を確認し、入力を終える
すべての項目の入力を終えたら、入力内容に誤りがないか確認し、
「入力内容の確認」をクリックしてください。
続けて同じ寄付先の申告を行う場合は「同じ寄付先をもう1件入力する」、
別の寄付先の申告を行う場合は「別の寄付先を入力する」をクリックします。
6.証明書等の入力を終える
すべての寄付内容を入力し終えたら、「次へ進む」をクリックします。
これでふるさと納税の申告は完了です。
所得控除入力の画面に戻るので、
寄付金控除に金額が反映されているか確認しましょう。
文字にすると長ったらしく感じますが、実際にやってみると
1件当たり2~3分程度で入力できます。慣れてしまえばとても簡単です。
最後に
確定申告をする方は併せてふるさと納税の申告もしましょう。
ワンストップ特例制度は便利ではありますが、
例外があるので、申告漏れにならないように注意してください。
また、寄附金受領証明書は申告を終えても6月ごろまでは保管する必要があります。
6月ごろに納税通知書が届きますが、
ここでふるさと納税が反映されているか確認するためです。
ふるさと納税は収入がある人であれば、やり得の制度ですので
昨年できなかったという方は今年チャレンジしてみてください。
ちなみに私はふるなびを利用しています。
まずはご自身の控除上限額をシミュレーションしてみましょう。
確定申告に関する失敗談も参考にしてみてください。