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人は出会った言葉でできている。やっぱり読書をするべき。

人は出会った言葉でできている。
聖教新聞のCMのキャッチコピーですが、この言葉には思わず感銘を受けました。
表現をする上では、豊富な語彙があるといいことは言うまでもないですが、
どうやって増やすかというと、やはり読書に限ります。

アウトプットをするようになると語彙の少なさを痛感する

学生の頃はアウトプットをする機会が少なく、
あまり語彙の少なさを実感することはあまりありませんでした。
もちろん、理系学生だったので論文も書きましたが、
論文はどちらかというと事実を淡々と述べるような、
いわばフォーマットがある程度決まっています。
なので、研究の成果さえ出てしまえば、文章を書くことでそこまで悩みませんでした。
しかし、働き出して仕事で資料を作成するようになると、上司を説得する、
周りをモチベートするような文章を書くには、
論文のような無機質な文章では向いてないと感じています。
また、口頭で話をする分には気にならないことが多いですが、
いざ文章を書いてみると、同じ表現を何度も使っていたり、稚拙な表現だったりで、
なんとも退屈な文章になってしまいます。
ブログを書くようにもなり、内容もさることながら、
生き生きとした表現も読者を飽きさせないためにも必要だと思っています。

語彙を増やすには読書が一番

ことばを使いこなす以前に言葉を知らなければ、アウトプットすらできません。
まずはインプットするために読書をするべきです。
読書に限らなくとも、例えば新聞、ブログなどとにかく表現豊かな活字に触れることです。
思い返せば、論文を書いていた時も、多少フォーマットが決まっているにしろ、
権威の書いた論文をまねて書いていましたね。
私は今でこそ、読書をするようになりましたが、学生の頃は全く読書をしていませんでした。
今ほど知識欲もなく、なんか読書って退屈だなと思っていました。
昔から本を読めとは言いますが、その重要性に気づくのは実際に必要に駆られた時ですよね。
とは言え、思い立ったが吉日、それに気が付いた時から変えていけばいいのです。
常に未来のことを考えて先回りなんてできないし、
必要にならないとモチベーションも上がりませんから。
加えて、語彙を増やすということを意識し始めると読書自体が変わってきます。
つまり、文章の表現にまで注目するようになります。
単に知識を増やすためだった読書から、一歩進んで文章を味わえるようになるのです。
このことにもっと早く気づけていたら、現国の成績はもっと伸びていたかもしれません笑

インプットだけでなくアウトプットも大切

いくらインプットしようとも、
アウトプットしないことには言葉を使いこなせるようにはなりません。
英単語をいくら覚えようとも、英会話が上達しないのと同じですね。
言葉をたくさん知っていても、正しく使えなければ、
全く伝わらない文章になってしまいます。
せっかくインプットしたのであればどんどん使って、使いこなせるようになりましょう。
ブログなんか書かないという人でも、
仕事やSNSなどアウトプットする機会はいくらでもあるはずです。
なんとなく投稿していたつぶやきも、表現を意識するようになると、
より共感を得られるかもしれません。

まとめ

「人は出会った言葉でできている」
私は聖教新聞の回し者ではありませんが、このCMを見たとき思わず納得してしまいました。
今私がアウトプットに苦労しているのは、言葉と出会ってこなかったからだと言えるでしょう。
言葉と触れ合うにはやはり読書が一番です。
芝居などの芸術に触れるのも手なのかもしれませんが、
演技に目が行く、感情がこもる、文字が見えないなど理由から
言葉は流れていってしまうと思います。
純粋に言葉に触れたいなら読書をしましょう。
普段から読書をしている方も表現自体にも意識を向けることで、
さらに読書が楽しくなるはずです。

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