5月8日に米雇用統計が発表されました。
内容としては、記録的に悪い数値でしたが、
市場予想よりも悪化しなかったということで、
その後米国株は爆上げしています。
私は雇用統計の発表を確認した後、米国株を買増しました。
米国株を買増すのは3月以来となります。
米雇用統計
失業率 発表値:14.7% (予想:16%)
非農業部門雇用者数 発表値:2050万人減 (予想:2200万人減)
失業率は第二次世界大戦後最悪の数字、非農業雇用者数は統計開始以来最大の落ち込み
となりましたが、市場予想ほど悪化しなかったため、ドル高米国株高となりました。
数字から見てわかるように実体経済はボロボロです。
しかし、株価は上昇しています。
如何に株価が期待で動いているのかがわかりますね。
企業の業績悪化は織り込み済みでネガティブサプライズがない限りは
大きく株価が下げることはないでしょう。
私の米国株投資
私は全世界に分散したインデックス投資で投資を始めました。
しかし、ここ1年くらいで考え方が変わり、徐々にアメリカの比率を増やしています。
リスクを抑えるためには分散を効かせた方がいいですが、
今回のコロナショックで、
暴落局面からの回復はやはりアメリカが最も強いと再認識しました。
なので、米国株インデックス投資をコアとしつつ、
サテライトとして米国高配当株への投資を進めていきたいと考えています。
3月以来の買増し
私としては二番底を期待していたため、4月は様子見をしていました。
しかし、残念ながら下値を試すそぶりは全く見せず、
株価はV字回復しています。
結果的には4月に買増さなかったことで機会損失をすることになってしまいました。
今回の経験から得た教訓は
株価なんて予測しようがないので無理のない範囲で
定期的に買増しをすることが一番だということです。
世界中で異次元の金融緩和が始まり、そのおかげで株価がV字回復している
イレギュラーな状況とは言え、定期的に淡々と買増すのがベストだと思います。
金への投資を始めた
金と金鉱株への投資を始めました。
今後、無制限の金融緩和によって市場に大量の資金が流れることになります。
そうなると金の価値は上昇することになります。
また、金の価格が上昇すれば、金鉱株の業績の改善も期待できることから
金と金鉱株のETFに投資を始めました。
今すぐに大暴騰するというわけではありませんが、
長期的に見ればインフレに向かうので金関連のETFを持つことで
その恩恵に与ろうと思います。
まとめ
雇用統計や企業業績の発表、相場のことわざ「セルインメイ」といったことから
5月から二番底を目指すことを期待して様子見をしていました。
残念ながらその期待は裏切られ、株価はV字回復しています。
このV字回復がいつまで続くかはわかりませんが、
米中関係が再び悪化しない限り、二番底をつけるようなことはないでしょう。
だからといって今すぐ飛び乗るのも危険です。
万が一の暴落の可能性もあるので、
やはり定期的に買増すのが一番ですね。
Good luck!