投資

確定拠出年金加入者数が給付型を逆転した?!

本日の日経新聞の記事によると、3月末時点での確定拠出年金の加入者数は881万人で
給付型は加入者が頭打ち(18年度末で940万人)になっているので、
現時点では追い抜いた可能性があるとのことです。
2つの制度の違いは誰が運用して年金を積み上げるかということなのですが、
低金利が続き、企業は運用成績が悪化し、
不足分を穴埋めしなければならないリスクが高まっているようです。
そのリスク回避のためにも、企業は給付型を廃止し、拠出型に移行しています。
また「老後2000万円問題」が取りざたされたおかげで、
若年層の投資への関心が高まっています。

企業にとっては運用リスクを加入者が負ってくれる、
加入者は税制上の恩恵を受けられると、双方にとっていい制度だと思います。
しかし、金融リテラシーをもっていないと運用利回りが目標利回りに届かず、
確定拠出年金が素晴らしい制度にもかかわらず、
将来受け取ることのできる金額が給付型にも満たないということになってしまいます。
目標利回りは3%を想定しているケースが多いと思いますが、
元本確保型の金融商品に投資をしているようでは、到底届きません。
とはいえ、投資は難しそうとか、損するのが怖いとか
日本人特有の投資アレルギーが発動してしまって、なかなか理解が進まないのも事実です。
そんな方はまずはインデックス投資について学んでみてください。

ちなみに私は企業型確定拠出年金を運用していますが、正直言ってゴミです。
さっきまでと言ってることが違うじゃないかと思われそうですが、
確定拠出年金という制度自体は素晴らしいものだと思っています。
しかし、運用する金融機関を間違えるとメリットを十分に活かせない場合があります。

まず、企業型確定拠出年金の場合は自分で金融機関が選べません。
すでに会社が決めた金融機関でしか運用できないのです。
(多くの場合は懇意にしている金融機関なのかな?)
金融機関によって取り扱っている金融商品が千差万別なので、
ろくでもないところで運用しなければならい場合、将来のパフォーマンスに影響が出ます。
ネット証券であれば豊富な品揃えなのですが、
大手銀行などはゴミ商品しか取り扱っていません。
手数料が1%を超えるぼったくりばかりです。

そして、税制上のメリットを享受しにくいという点もあります。
拠出額を所得から控除できるので所得税が安くなるというメリットがありますが、
企業が掛け金を拠出してくれるので、所得税は下がりません。
(投資益に関する税の優遇は受けられます。)
企業が出してくれるなら財布は痛まないじゃないかと思うかもしれませんが、
この拠出額自体も基本給の何%と決まっており、毎月の拠出上限額には届きません。
私の場合は5千円/月くらいです。

したがって、確定拠出年金の制度を最大限有効活用できるのは
個人で加入できる人になりますね。
もし、あなたが個人事業主であったり、
あるいは確定拠出年金のない会社に勤めているのなら
ぜひネット証券を通じて個人型確定拠出年金に加入しましょう。

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