やりましたよ!ついに徳川埋蔵金を発見しました!
何なら徳川埋蔵金よりも何倍ものお金が埋まっています。
まさかこんなところにあったなんて誰も予想しなかったでしょうね。
しかし、場所が場所だけに発掘作業は難航しそうです。
徳川埋蔵金とは
徳川埋蔵金とは、江戸幕府の大政奉還の時に
ひそかに埋蔵されたとされる幕府再興のための軍資金のことです。
その額はおよそ400万両、
現在の価値にすると20兆円にもなるなんて言われています。
→「20兆円、徳川埋蔵金」は本当に実在するのか
しかし、私が見つけた埋蔵金は20兆円どころではありません。
なんとその50倍の1000兆円の埋蔵金を発見しました。
これぞまさに現代の徳川埋蔵金です。
徳川埋蔵金の正体
は?
と思われた方も多いと思います。
なるほどと察した方もいるのではないでしょうか。
そう、これこそがまさに今の日本に埋まっている
莫大な埋蔵金の正体なのです!
(徳川家は関係なくなっちゃいましたが)
今や個人金融資産の総額は2000兆円とも言われ
そのうち現金・預金が約半分を占めています。
価格にして約1000兆円です!
→資金循環統計
最新の資金循環統計の速報値によると
2021年9月末時点の現金預金は1072兆円です!
→家計が保有する金融資産は1999兆円 過去最高を更新
現在の預金金利は0.001%で利息が付くわけでもなく、
本当に何も生まないお金が死蔵されています。
捉え方によってはこれも埋蔵金ですよね。
日本はバブル崩壊から立ち直れず
明るい未来を描けないことから消費者は現預金残高を増やしてきました。
物が売れない企業は生産性を上げずに人件費を抑制する形で
値下げ合戦に走ったので大量の非正規雇用を生み出し
賃金も上がらないという負のデフレスパイラルに陥っています。
こうして日本は世界の成長から取り残され
失われた30年なんて揶揄されているわけです。
徳川埋蔵金の所有者
そんなこと言われてもお金ないよ
という方がほとんどではないでしょうか?
→実際みんなどのくらい資産があるの?世代別金融資産について
では一体誰がこの莫大な埋蔵金を持っているのでしょう?
この図は金融広報中央委員会が実施している
家計の金融行動に関する世論調査のデータから作成しています。
→家計の金融行動に関する世論調査
ちなみにここでいう金融資産とは
現預金、保険、有価証券等の合計のことで
負債は含んでいません。
サンプル数は単身世帯が2500、二人以上世帯が1722です。
もう少し見やすいように
「金融資産非保有」と「無回答」を除いて
金融資産を保有していると回答した世帯の構成を見てみましょう。
これで少しわかりやすくなりましたかね??
濃い赤の部分が多いほどその世代で
金融資産を持っている人が多いということです。
言うまでもないかもしれませんが
お察しの通り、金融資産は高齢者(特に富裕層)に集中しています。
サンプル数が少ないとか、現預金のみじゃないとか
ツッコミもあるかと思いますが、
この日本において
誰がお金をたくさん保有しているか考えたときに
それは高齢の富裕層であるということは想像に難くないでしょう。
しかし、残念なことに私が一生懸命記事を書いても
おそらくお金を持っている方たちの目に留まることはないでしょう。
高齢の方にとってネットやSNSはとても相性が良くないですからね...
発掘作業は難航
政府は「貯蓄から投資へ」を掲げ
つみたてNISAやiDecoなど
長期的な資産形成を目的とした税制優遇制度を敷いています。
また、コロナ禍の金融緩和による金融バブルを皮切りに
証券口座開設数も増えました。
しかし、実際にはまだ半分以上のお金が眠っており、
発掘作業は難航することが想像に難くありません。
岸田政権は金融所得課税の強化にも言及しており、
せっかく投資家が増えようとしているのに水を差す結果に。
政府主導の政策には期待できそうにないのが本音です。
我々国民一人ひとりが日本の置かれた状況に理解を深め
自分で考え行動を起こさなければならないでしょう。
これもまた難しく時間がかかるのも事実ですが、
このままでは預金にまで税金をかけられかねません。
税金を取られ、何に使われたのかわからないよりは
自分で使い方を決断したほうがよほど有意義です。
消費者の低価格指向が強く企業が値上げに踏み切れない
企業が値下げ合戦を続けてきたせいもあり、
私たちは買い物をするときに安い方を選びます。
あえて高い方を選ぶ人は少ないはずです。
なので、売り上げを落としたくない企業は
なかなか値上げに踏み切れないのです。
上述したようにこれが負のデフレスパイラルとなっています。
もちろん、ない袖を振れないことはよくわかります。
私自身もまだ資産形成期であるため、
あまり高額な支出はできません。
資産形成期の方に積極的に消費しろということではありません。
(余裕があるならもちろんしてほしいですが。)
重要なのは日本の現状について理解しているかという点です。
「質の高いものには適正な価格を払う」
今までの低価格志向から消費者が意識を変えなければ
一向に企業はモノ・サービスに適正な価格付けができず
上述したような負のスパイラルを繰り返すだけです。
失われた40年、50年なんてことになりかねません。
ぜひ、まずは意識の部分から変えていきましょう!
発掘できれば日本が失われた30年を脱する
2021年11月末時点の日本市場の時価総額は約730兆円です。
それを優に上回る1000兆円が日本には眠っています!
もちろん、生活防衛費や突発的な出費に備えた現預金は必要ですから
すべてを消費・投資に向かわせることはできないです。
しかし、そのうち3割でも消費・投資に回れば
確実に日本経済は動き出します。
節約することは家計にとっては良いことですが、
経済全体で考えるとお金の流れが滞ってしまい、
今の日本のような悪い状況を生み出してしまいます。
これを「合成の誤謬」と言います。
お金を使うことは悪ではありません。
モノ・サービスにお金を払うことで
それが巡り巡って誰かの所得になります。
一緒に経済を動かしましょう!
徳川埋蔵金発掘隊の隊員募集!
埋蔵金発掘隊では隊員を募集しています!
残念ながら、このビジョンは壮大過ぎて
私一人の力では到底実現できるようなものではありません。
なんせ日本を変えようというのですから。
そこで、この記事を読んで面白いと感じていただいた方には
ぜひSNSやYouTubeをフォローいただき、
埋蔵金発掘隊の隊員となっていただきたいのです!
→Twitter
→YouTube
そして、上述したように恒例の富裕層にとって
ネットやSNSは非常に相性が悪いです。
よろしければこの記事をブックマークしていただき、
ぜひご自身のご両親や祖父母に紹介していただけると幸いです。
自分で直接モノ・サービスにお金を払うことが
最も日本にとって良いことだと知ってほしいのです。
税金の使い方に不満がある人は多いと思いますが
自分のお金は自分で好きなように使えます。
お金を使う行為自体が日本に貢献することなんです。
国は高齢の富裕層がお金を持っていることを知っています。
だからこそ、贈与税や相続税を強化して
取りっぱぐれないようにしようとしています。
もし、この埋蔵金がいつまでも発掘されないようであれば
いよいよ預金にも税金がかけられる日が来るかもしれません!
そんな風にはなってほしくないですよね?
自分のお金の使い道は自分で決める
それが日本の成長の貢献になる
とても素晴らしいし、有意義なことではありませんか!
一緒に「脱・失われた30年」を目指しましょう!
最後に
日本は少子高齢化・人口減少で
もはや衰退国なんて言われていますが、
それでも私は日本に期待したいです。
世界中を見渡してこんなに住みやすい国ありますか?
人生100年時代と言われ、
残りの人生70年以上あります。
衰退していく日本を見ながら
昔は良かったなんて言いたくないです。
ぜひ一緒に明るい未来を描きましょう!
まずは意識改革!
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