秋分の日に伊勢原市の大山を登り、阿夫利神社に参拝しました。
大山に登山するのは4回目くらいになりますが、
筋トレばかりしていた私にとって、登山という有酸素運動は堪えました。
重い足に鞭打って何とか頂上までたどり着きました。
天気にも恵まれ、頂上からの景色は最高でしたよ！
大山(阿夫利山)とは
大山(おおやま)は神奈川県伊勢原市、秦野市、厚木市の境にある標高1,252mの山です。
丹沢山などとともに丹沢大山国定公園に属しています。
日本三百名山や関東百名山に数えられているそうです。
大山は別名「阿夫利山」、「雨降り山」ともいい、
大山及び阿夫利神社は雨乞いの神ともされ農民の信仰集めました。
→丹沢大山国定公園大山ケーブルカー
大山登山のアクセス
大山へは小田急伊勢原駅からバスで行くことができます。
大山のバス停「大山ケーブル」までは約30分です。
運賃は大人315円、小人158円(IC利用)です。
車で訪れる場合は国道246号から県道611号に入り、
道なりに進んでいきます。
カーナビの目的地には
伊勢原市大山５４１－２(市営大山第２駐車場）
を設定するといいでしょう。
途中細い道があるので大型車は注意してください。
大山の駐車場
大山のふもとには市営や近くのお店の有料駐車場があります。
駐車料金の相場は1日1000円です。
それでも満車なことが多いです。
今回、私は午前10時ごろに大山に着きましたが、
この時には大山ケーブル付近の駐車場は満車ばかりでした。
仕方なく、阿夫利神社参拝客用の無料駐車場に停めることにしました。
無料なんですが、大山ケーブルよりも約1km下にあるので、
駐車場から気合を入れて歩かなければなりません。
大山登山ルート・時間
大山の登山ルートはいくつかあります。
大山ケーブルからこま参道を登っていくと、
ケーブルカー乗り場に着きます(約15分)。
ここから阿夫利神社下社まではケーブルカーまたは徒歩で目指すことができます。
ケーブルカーを利用する場合は約6分、
徒歩の場合は約40分で阿夫利神社下社に到着します。
こま参道
お菓子、漬物、工芸などの店が立ち並ぶ
下社までなら軽いハイキング気分で行けます。
しかし、ここから頂上を目指すのであれば気合を入れなければなりません。
今回私は、登りは見晴らし台経由で頂上を目指しました。
このルートだと頂上まで約2時間です。
もう一方の本坂で直接頂上を目指す場合は約90分です。
距離的には本坂の方が近いですが、
足場が悪いところが多いです。
(見晴らし台経由が足場がいいということではないですが、
本坂と比べればマシです)
登山道
ごつごつした岩が転がっており整備されている部分はわずか
頂上が近づくにつれ、疲労もたまり精神的に辛くなってきます。
同伴者がいると励まし合えるので気もまぎれるでしょう。
下山は本坂からしましたが、頂上から下社まで約70分でした。
登りに比べれば下る方が早くなりますが、
それでも1時間くらいかかるはずです。
下社から頂上を往復するだけでも3～4時間かかることになるので
余裕をもった登山計画を立ててください。
特にこれからの時期は夕暮れが早くなるので、
街灯がない登山道は非常に危険です。
大山登山のケーブルカー
阿夫利神社下社まではケーブルカーを利用することができます。
片道大人640円、小児320円です。
往復で購入すれば少しだけ安くなります。
→大山ケーブルカー時刻表・運賃
私は下りだけケーブルカーを利用しました。
さすがにへとへとで歩いて下山する気になれず
文明の利器を使ってしまいました。
たった6分で下山できるのでめちゃくちゃ便利です。
ケーブルカー乗り場
コロナ禍ではありますが、人がたくさんいました
大山登山の服装・装備
夏場の時期であれば、軽装で登ることができます。
頂上も寒いといったことはありません。
ただし、着替えがあると嬉しいかもしれません。
道中めちゃくちゃ汗をかくので、
頂上で着替えて気持ちを新たにできるといいですね。
水分はできるだけ持って行った方がいいです。
私は登りだけで約1.5Lの水分を飲みました。
下山のことも考えると2L以上は欲しいところです。
頂上で水分は売ってはいるものの
ミネラルウォーター500mlが400円です。
値段を気にしない方には問題ないかもしれませんが
私のような倹約家にとっては痛い出費です。
さらに軽食も持っているといいでしょう。
頂上に着くころには結構カロリーを消費しているはずです。
下山のためのエネルギー補給として軽食を持っていきましょう。
売店はありますが、やはり山価格です。
コンビニ弁当が安く感じます。
靴は運動靴で構いません。
泥まみれになる可能性があるので、
おしゃれな靴、お気に入りの靴は避けた方が無難です。
岩がごつごつしたところがあり、
靴底が薄いと足の裏が痛くなることがあるので気を付けてください。
大山登山の写真紹介
見晴らし台
テーブルとベンチがあり、休憩ができます。
アウトドアグッズで調理している人もいました。
阿夫利神社下社
最後の階段を上るといよいよ阿夫利神社下社が現れます。
大山頂上
真鶴半島から房総半島までを一望できます。
天気に恵まれ、最高の眺めでした。
富士山
頂上からは富士山も見えます。
あいにく雲がかぶってしまいましたが、いつもより大きく見えました。
最後に
秋分の日に伊勢原市の大山を登り、阿夫利神社に参拝しました。
大山に登山するのは4回目くらいになりますが、
筋トレばかりしていた私にとって、登山という有酸素運動は堪えました。
重い足に鞭打って何とか頂上までたどり着きました。
天気にも恵まれ、頂上からの景色は最高でしたよ！
大山登山は甘く見ると危険です。
無理のない登山計画を立てましょう！
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