投資

【投資】この暴落の中でどうするか

コロナウイルス感染拡大に端を発した世界同時株安が進行しています。
この一週間の下落率は約13%で、
2008年のリーマンショック以来の歴史的暴落となっています。
私も今までの含み益が一転すべて含み損となっています。
しかし、長期投資家にとっては絶好のチャンス到来なのではないかと思っています。

暴落を待ってから投資を始めようと思っていた人は超はじめ時

今はまだ高いからとなかなか投資を始めることができていなかった人にとっては
絶好のチャンスが到来しているのではないでしょうか。
私なんて2月上旬に米国高配当株を買った矢先にこの暴落です。
完全に高値掴みしてしまいました。
そんな私に比べれば、
今から投資はかなりマシです。
ただし、「余剰資金を一気に投資しろ」言っているわけではありません。
そんなことは絶対にしないでください。
投資に成功したいのであれば「長期・積み立て・分散」を意識しましょう。

相場の格言「落ちていくナイフを掴むな」

「落ちていくナイフを掴むな」という相場の格言があります。
これは暴落時に安くなったと飛びつかず、
しっかり落ち切って底を打ったことを確認しようという格言です。
「だったら今はまだ投資タイミングとしては早いのでは」と思うかもしれません。
確かに大金を動かして信用取引している投資家であれば
この暴落に安易に飛びついてしまうと、あっさり相場から退場させられてしまいます。
しかし、大して投資資金を用意できないような長期積み立てしている投資家であれば
損する額もたかが知れています。
長期的に時間分散して積立投資をするのであれば、
この暴落は取得単価を下げる絶好の機会になりえます。
くれぐれも全力信用買いなんてしないように!

どうしても損をしたくない人は株式投資をすべきではない

投資をしているといつかはこういった暴落局面がやってきます。
暴落を予測して立ち回るのは不可能なので、
その時に資産が大きく目減りすることは避けられないでしょう。
それに耐えられないなら株式投資はすべきではありません。
とはいっても、円しか持っていないというのも見えにくいだけで、価値は減っていきます。
じゃあどうしたらいいか。
やっぱり投資はすべきです。
この局面で投資を始めて、資産の増減を感じてください。
一方的に上がり続ける相場にいると、
一時の暴落に狼狽えて投げ売りしてしまいますが、
上がったり、下がったりしながら長期的に資産が増えることを経験できると
ぐっと投資家として成長できます

私自身投資を始めた年の利回りはマイナスでした

2018年から積立投資を始めていますが年間の利回りは-9%でした。
9%って結構大きいですよね。
2018年末に株がクラッシュしたことで含み損になってしまいました。
ところが一転して、2019年の利回り+10%でした。
上期は米中貿易戦争のせいで利回りがずっとマイナスでしたが、
下期に一気に株価が押し上げられてプラスになっています。
約半年足らずですが、含み損を抱えながらもコツコツ積立てることで、
トータルでプラスにすることを経験できました。
この経験のおかげで現在の暴落でも淡々と積立てを継続できているのだと思います。

株価の下落は続くのか

下落が一体どこで止まるのか、残念ながらわかりません。
ひとまずコロナウイルスが収束するまでは経済の冷え込みは避けられないでしょう。
一番危惧することはこのまま長期の景気後退に突入することです。
ドルコスト平均法は投資の王道ですが、
長期的に見て株価が上昇することを前提としています。
今後一切経済が成長しないということはないと思いますが、
再び高値を更新するのが一体いつになるのか。
利回りがプラスになるまで含み損に耐え続けなければなりません。
私は少なくともこの1年は含み損を覚悟して臨んでいくつもりです。

最後にもう一度伝えます

今は積立投資なら絶好のはじめ時だと思っています。
しかし、持っている資産を全部投資に突っ込むなんてことはしないでください。
あくまで投資は余剰資金でやりましょう。
生活に影響が出ないことが何よりも精神を安定させてくれます。
間違っても信用全力買いなんてしないでください。
小額から始めて投資に慣れていきましょう。

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